あらすじ
「なんとしても、きみと添い遂げたい」
公爵令嬢ヴィヴィアンヌは自分が乙女ゲームの世界に転生した悪役令嬢であると気付くと、前世で得たゲームの知識で皇子フレデリックが重傷を負う事件から彼を助ける。
破滅の未来を避けるため皇子との婚約話は固辞する彼女だが、フレデリックは諦めず愛を囁いてくる。
「きみが愛しくてどうにかなりそうだ」
美しい皇子の溺愛についに陥落するも、本来彼と結ばれるはずの“聖女”のことが気になり!?
書き下ろし番外編も収録！
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感想
転生令嬢系物語
幼い頃に、突如転生を思い出すヒロイン。自分が悪役令嬢になるということも。
その時、皇子の危機も思い出し、父親へ告げ間一髪で助けることができる。
そこから、皇子からヒロインへの強い求愛が始まるが、将来現れるであろう聖女と皇子が恋に落ちる未来を恐れて、踏み切れないヒロイン。
悪女にならないよう努力を重ね、皇子の事も愛しているから、聖女と結ばれる日が来るかもしれないが、皇子との結婚に踏み切る。
聖女がいつ現れるか、恐れつつ皇子の熱い愛に包まれる日々を過ごすヒロイン。
まーベタベタ甘いです。皇子はヒロインの憂いを排除しようとしつつ、事ある毎に愛を囁き続けるし、ヒロインは皇子の愛に胡座をかくこと無くいろいろ努力を続け…どちらも性格良すぎです。
聖女が現れてからも、聖女もいい子で、なんか優しい世界でした。
悪い人が出てくるというより、いろんな危機に2人で立ち向かうという感じでした。
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